【はてなブログ】引用機能を徹底解説【意味から使い方まで】

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初心者
はてなブログで引用符を使いたい人

「はてなブログの引用の使い方を知りたい。なんで引用ってつかわないといけないの?使わないとどうなるの?」

こんなお悩みにお答えします。

この記事でわかること

  • 引用とは?
  • はてなブログの引用機能の使い方

記事の信頼性

記事の信頼性

こんにちわ、Jouji(@jouji0720)です。僕は現在webライター歴4年目で、専業のwebライターとして活動して生活しています。

そんな僕が今回は引用について、お話していきます。この記事を読むと、引用についての基本的なこと、引用使うときの条件、引用を使うときの必須ポイントとはてなブログでの引用の手順を理解できます。

もし間違った使い方をすると著作権侵害になり、10年以下の懲役刑か1,000万円以下の罰金、もしくは両方なんてこともありますから、ぜひ最後まで読んで理解しておきましょう。

引用とは?あなたの使い方は間違っているかもしれない。

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引用について、詳しくお話していきましょう。間違ったら、違法にもなりかねないので注意が必要です。

違法行為については詳しくは、アフィリエイトでの違法行為を一挙説明【心得や対策とは】にて、解説をしていますので、ぜひそちらもお読みくださいね。

引用とは?

そもそも引用は、以下の通りです。

引用とは、自分の作ろうとするもの(レポート、論文、ブログ、本など)の中で、ほかの人の作ったもの(文章、図、表など)を証拠として紹介し用いる行為。

つまり、自分の書いている内容が正しいことの証明に、ほかのブログや論文や本などを証拠として利用することです。

それにより、記事の信頼性も高まり、読まれるようになるため、積極的に引用はつかったほうがいいです。

引用は、著作権法上で認められた特別措置

引用は、著作権法上で認められた特別措置です。というのも日本には、著作権法という法律が存在します。

そして引用できるすべてのものは、作者の著作物になり、無断での転載や不正利用で、著作者の名誉や、権利を侵害されないように定められています。

しかし引用に関しては、ルールが設けられていて、守られる限りは違法としないと定められています。理由に対して文化庁では、以下のように説明されています。

著作権法では,一定の「例外的」な場合に著作権等を制限して,著作権者等に許諾を得ることなく利用できることを定めています(第30条~第47条の8)。
これは,著作物等を利用するときは,いかなる場合であっても,著作物等を利用しようとするたびごとに,著作権者等の許諾を受け,必要であれば使用料を支払わなければならないとすると,文化的所産である著作物等の公正で円滑な利用が妨げられ,かえって文化の発展に寄与することを目的とする著作権制度の趣旨に反することにもなりかねないためです。

 (著作物が自由に使える場合 | 文化庁より引用)

簡単に言うと、以下のようになります。

  • 著作権は、文化を発展させるための法律である
  • 著作物の使用の許可を、著作者にもらっていたら時間がかかる
  • 時間がかかることは、文化の発展の妨害になる恐れがある
  • だから、使うための公正な理由と作った人の権利を保護するなら、使ってもいい例外を認める

という感じです。

引用するには、条件が存在する

引用は、例外措置というお話をしました。しかし、すべてにおいて当てはまるわけではありません。

条件があり、文化庁では、以下のように説明しています。

他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。

(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)

 (著作物が自由に使える場合 | 文化庁の引用の脚注5より引用)

詳しく見ていきましょう。

(1)他人の著作物を引用する必然性があること。

引用するための条件の1つ目は、他人の著作物を引用する必然性があることです。

ここでいう必然性は、「話の流れ上、証拠として他人の作ったものを使う必要があるか」です。必然性の有無の判断基準は、「自然な流れで引用部分が紹介されているかどうか」です。

自然な流れで文章が引用されているのなら、「必然性がある」と認められます。例えば以下の文章が必然性のある文章です。

この本はかなりおすすめです。というのも、

「人間は変わる、たった一晩でも変わる」

(一瞬で夢がかなう!「人生のシナリオ」を書き換える法の前書きより引用)

という言葉を本気で信じようと思わせてくれるからです。

人生というのは変わろうと思わないと変わらないです。瞬間で人は生きていることを意味するから、無理なんてことは存在しません。

この文章は「自分の考えをほかの人と共有したい」という理由が存在します。そのために必然性があると認められます。

一方、以下のような文章はどうでしょうか。

「人間は変わる、たった一晩でも変わる」

(一瞬で夢がかなう!「人生のシナリオ」を書き換える法の前書きより引用)

今回は海へ行きました。

海は最高。気持ちいい。

「なにをいっとるんかね」ってなりますよね。

全く関係がないし、ごり押しというか「なんでここにこの言葉が来た?」と不思議に思います。ここにこの言葉があってもなくてもいいということになりますから、必然性が認められません。

要はごり押し感や売名のために使うのは、よくないということです。自然な流れで使うようにしましょう。

(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。

引用するための条件の2つ目は、かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていることです。

これは自分の目から見てどうこうよりは、読者の目から見たときに読者が、自分の文と引用文を見分けられるかという点が、ポイントです。

例えば、以下の2つの文を比べてみましょう。利用する文章は先ほどの例と同じ。

A:この本はかなりおすすめです。というのも、

「人間は変わる、たった一晩でも変わる」(一瞬で夢がかなう!「人生のシナリオ」を書き換える法の前書きより引用)

という言葉を本気で信じようと思わせてくれるからです。

B:この本はかなりおすすめです。というのも、

「人間は変わる、たった一晩でも変わる」(一瞬で夢がかなう!「人生のシナリオ」を書き換える法の前書きより引用)

 という言葉を本気で信じようと思わせてくれるからです。

圧倒的にBのほうが、引用したとわかります。Aでもわからないことはないですが、Bのほうがより引用したとわかります。

このように、読者にわからないと意味がないので、注意が必要です。

(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること

引用するための条件の3つ目は、自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であることです。

引用は、あくまで引用文がいついかなる時も、サブ的な存在でないといけないんです。というのも、あなたの考えを裏付けるための証拠的な存在だからです。

もし、引用文のほうが長いようでは、証拠ではなく、その引用文の著者の意見になってしまいます。それは文章の趣旨も変わってくるし、そもそも書く必然性がなくなります。注意しましょう。

(4)出所の明示がなされていること。(第48条)

引用するための条件の4つ目は、出所の明示がなされていることです。引用は、情報の出所が重要です。というのも、その言葉をそのまま自分が言ったかように言うのは、単なるパクリだからです。

これは僕が大学生の時の話ですが、卒論の時です。僕の知り合いに、参考文献をそのまま丸写しにして、提出した人がいます。もちろんそのあとばれて、大学に問い合わせが殺到し、彼は退学処分となりました。

著作物の無断転用により、出版社から損害賠償の請求もあったとか。パクリはいけません。注意しましょう。

気を付けたい、引用時の注意点

引用時の注意点は、以下の通り。

  • 自然な流れで説明すること
  • 引用符を使うこと
  • あくまで補助的に引用を使うこと
  • リンクなどの引用元を明記すること
  • 文章を改変しないこと

それぞれ解説します。

自然な流れで説明すること

引用するときの注意点の1つ目は、自然な流れで説明することです。というのも必要性を感じないのに引用する意味がないからです。

先にも書きましたが、読者に突っ込みが入れられるようでは著者として失格です。読者の悩みを解決するためには、必要な流れの中で自然に出すことが重要です。

読者に突っ込みを入れられないように、注意しながら引用を使っていきましょう。

引用符を使うこと

引用するときの注意点の2つ目は、引用符を使うことです。というのも引用符を使うことで読者にどこまでがあなたの書いたものでどこまでが引用していることかというのがわかるからです。

引用符を使うと、先ほどの条件の1つ目から3個目が、解決します。時間的にもボタン一つでいれれますし、手間もかかりません。

引用符を使いましょう。

引用符を付けると、SEO効果もあったりする

引用符を付けるとSEO効果もあるといわれています。というのも、引用自体が、あなたの持っている論理の展開の証拠になる部分だからです。

あなたの論理の裏付けができることから、読者にとっては安心感のなるサイトになります。そうすると、検索エンジンの評価も上がるというわけです。

ただ、あまり一つの記事に何個もつかうと、文章量的によくなくなってしまうので、常識の範囲内にしておくほうが良いです。

あくまで補助的に引用を使うこと

引用するときの注意点の3つ目は、あくまで補助的に引用文を使うことです。というのも文章が引用文ばかりになってしまうからです。

もし文章が引用文ばかりになると、自分の考えがなくなります。すると読者からは、「君の考えはどうなのよ」という感じになり、離脱を起こしてしまいます。

ですから、あくまで補助的に引用文を入れることを心がけましょう。

リンクなどで引用元を明記すること

引用するときの注意点の4つ目は、リンクなどの引用元を明記することです。というのも、引用文はあなたの考えや持っている理論を裏付ける大切な証拠だからです。

その引用元に行けないと、読者にとってはただのあなたの考えになってしまい、自己満になってしまいます。本の場合はだれが書いたのか、本の題名は何なのか、引用したページをかきましょう。

インターネットからの引用の場合には、サイト名、URLを記入しましょう。

文章を改変しないこと

引用するときの注意点の5つ目は、文章を改変しないことです。というのも作者の思想や感情が色濃く出ているものになるために、いついかなる場合も文章を改変してはいけないからです。

もしうっかり変えてしまうと、著作者人格権の侵害になります。

そうならないためにも、しっかりと一言一句間違いがないように文章の改変を行うことなく引用するようにしましょう。

はてなブログの引用機能の使い方

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ここでは、はてなブログの引用機能の使い方をお話していきましょう。

引用の仕方は、以下の通り。

  • 引用アイコンを押す
  • 文章をコピーする
  • コピーした引用物を記事に貼り付け
  • 引用元の明示をする
  • 引用部分が囲まれるているか確認する

では詳しく見ていきましょう。

引用アイコンを押す

はてなブログの引用機能の使い方手順の1つ目は、引用アイコンを押すことです。

記事の中の引用符を置きたい場所を選んで、そこで引用アイコンを押します。

引用アイコンは、❝マークですね。

以下の画像では、四角く囲った部分です。

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そこを、クリックしましょう。

文章をコピーする

はてなブログの引用機能の使い方手順の2つ目は、引用文をコピーすることです。好きな場所から引用したい文を、コピーしましょう。

本の場合は、自分で打ちましょう。くれぐれも間違いがないように、見直してください。ネットの場合には、コピーしましょう。

以下は、当ブログの記事を載せておきます。

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コピーした引用物を記事に貼り付け

はてなブログの引用機能の使い方手順の3つ目は、コピーした引用文を記事に貼り付けることです。

記事にコピーした引用文を、貼り付けましょう。

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引用元の明示をする

はてなブログの引用機能の使い方手順の4つ目は、引用元の明示をすることです。

引用元もやり方は、以下の通り。

  • サイトのURLをコピーする
  • コピーしたサイトURLを、引用文の後ろに貼り付ける
  • 見出し名を書き加え、サイト名などの引用元を()で閉じる

詳しく解説します。

サイトのURLをコピーする

まずサイトのURLをコピーします。

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コピーしたサイトURLを、引用文の後ろに貼り付ける

次にコピーしたサイトURLを、引用文の後ろに貼り付けます。

すると、以下のような画面になります。

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タイトルを選らんで、ダブルクリックしましょう。

見出し名を書き加え、サイト名などの引用元を()で閉じる

次にどこから書いたかを書き加え、引用元を()で閉じます。

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引用部分が囲まれるているか確認する

はてなブログの引用機能の使い方手順の5つ目は、引用部分が囲まれているか確認することです。というのも、引用部分がうまく機能しているかがわからないからです。

引用部分ができていなかったらそれは問題になります。プレビューで確認しましょう。

OKならば、問題なくできていますね。以下は僕のブログでの記事の例。うまくできてますね。

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まとめ|トラブル防止のためにも引用機能を使うのが吉

ここまではてなブログの引用機能の使い方について、引用の意味から順に追って解説してきました。

引用は正しく使うと、信ぴょう性と権威性が出る優れた方法です。でも一歩間違うと将来性もなくなります。

引用符を付けないでトラブルになった人を、たくさん見てきました。明日は我が身かと思うと怖いものです。

トラブル防止のためにも、引用を正しく使い、ブログを加速させていきましょう。
今回は以上です。

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