この記事でわかること
- ブログコンセプトの重要性
- コンセプトを決めないブログの末路
- ブログコンセプトの決め方
- ブログコンセプトの具体例
ブログを作る時には、コンセプトが必要って話はよく聞くけど、コンセプトの設計の仕方が全く分からない。
どうしたらいいのか教えてほしい。
こんなお悩みにお答えします。
こんにちわ。Jouji(@jouji0720)です。
ブログを作るとき「コンセプトは重要」って話を聞いたことがあると思います。
でもその話を聞いて「コンセプトの作り方わからねえ」って悩んでしまいますよね。
そこで今回はコンセプトとはって話からコンセプトの重要性、決め方、実際の具体例までをまとめてお話していきます。
ぜひ最後までお読みの上、一緒に手を動かしていきましょう。
記事の信頼性
サイトのコンセプトとは
サイトコンセプトとは、サイトの目的地にどのようにしてたどり着けるかを考えることです。
例えば自身が東京に住んでいて、奈良で会議があるときに、飛行機に乗るのか新幹線なのか、はたまたフェリーで前乗りするのかという方法が出てきます。
これは東京-奈良という場所が決まっているから。
決まっていないとどこに行けばいいかわからないので、方法を考えることができません。
だからサイトのコンセプトはしっかりと決めておきましょう。
サイトコンセプトとサイトテーマは違う
よく間違われやすい言葉の違いで、テーマがありますが、全く違います。
コンセプトとテーマの違いは、以下の通りです。
テーマとコンセプトの違い
- テーマ:ブログ全体の主題や内容のことです。
例えばブログアフィリエイトをする中でも広告がいろいろありますよね。例えば「野菜サプリ」とか「スムージー」とか。
テーマは文章の方向性を決め、コンテンツの一貫性を高めるための方針を決めることです。 - コンセプト:ブログのテーマを決めたら、どのような切り口でクリックさせるかを決めることです。例えば、「野菜サプリ」アフィリエイトの場合、コンセプトは「忙しくて自炊ができない人に飲むだけで健康になってもらうために方法を教えて健康維持をしてもらうためのブログ」といった感じ。
コンセプトは読者にとっての価値を提供するために重要なものです。
関連性はあるコンセプトとテーマですが、意味する範囲がテーマのほうが広いですね。
しっかりと理解しておくことで、あなたのブログがうまくいくようになりますので覚えておきましょう。
テーマの決め方については、下記記事にて詳しく解説しているのでぜひお読みくださいね。
》【初心者必見】ゼロからブログのテーマの決め方をプロが解説
サイトコンセプトを決めるメリット
サイトコンセプトを決めるメリットは、以下の通りです。
- 読者への価値を高められる
- 方向性がブレずに済む
- 成約しやすくなる
- リピーターになりやすくなる
- 回遊率が上がる
- 収入が上がりやすくなる
それぞれ解説していきます。
読者への価値を高められる
サイトコンセプトを決めるメリットの1つ目は、読者への価値を高められることです。
というのも、読者の悩みが解決するから。
例えば、あなたが「マルチビタミン」をアフィリエイトしたいとします。
その時に、読者が肌の悩みを抱えた人でマルチビタミンを飲むことで解決する方法をブログで知ることができれば、読者にとってはこれ以上ない勝ちなわけです。
だからコンセプトが決まっていると読者への価値が高められるのです。
方向性がブレずに済む
サイトコンセプトを決めるメリットの2つ目は、方向性がブレずに済むことです。
というのも、コンセプトを決めると想定した読者にとって必要な記事のみを書くようになるから。
例えば、「マルチビタミン」をアフィリエイトするときに、必要な記事は以下の通り。
- マルチビタミンが必要な理由
- マルチビタミンの効果
- マルチビタミンを飲むメリットデメリット
- マルチビタミンの飲み方
すると読者にとっては、読者にとって必要な記事のみを書くことになります。
だから、コンセプトが決まっていると方向性がぶれずに済むわけです。
成約しやすくなる
サイトコンセプトを決めるメリットの3つ目は、成約しやすくなることです。
というのも、読者の悩みを網羅的に解決しやすくなるから。
例えば、マルチビタミンを欲しい女性がいるとします。彼女は肌荒れの悩みを持っていて、何とか解決したくてググってあなたのブログに来ました。
この時彼女の肌荒れの悩みを解決できるのは当然ですが、そこで彼女の悩みが終わるとは限らないのです。
- マルチビタミンっていくらなの?
- マルチビタミンを飲むタイミング
- マルチビタミンが効果を最大化する食べ合わせ
サイトに来てから悩みを思い出すようになることもあります。その時に思い出した悩みも一緒に解決できると読者にとっての悩みを解決できます。
そうなると読者は買いたくなるんです。
だからコンセプトを決めると、成約しやすくなります。
リピーターになりやすくなる
サイトコンセプトを決めるメリットの4つ目は、リピーターになりやすいことです。
というのも、あなたのサイトで過去に悩みの解決をして買っているから。
例えば、マルチビタミンを欲しい女性がいたとします。彼女はあなたのサイトからマルチビタミンを買っていたとします。
買うためには悩みを網羅的に解決しないといけないですが、一度解決できて買う経験をすると読者はサイトに信頼をするようになります。
これは、「買ったことを正しい」という実証を求めるプログラミングが、脳に装備されているから。
そのためにコンセプトを決めるとリピーターになりやすくなります。
回遊率が上がる
サイトコンセプトを決めるメリットの5つ目は、回遊率が上がることです。
というのも、読者の悩みを網羅的に解決できるサイトになるから。
例えば肌荒れの悩みを持つ女性が、マルチビタミンを探しているとします。悩みは肌荒れをきれいにすることです。
すると、以下のことが必要になります。
- 肌荒れの原因と対処法
- 肌荒れになりやすい食事
- 肌荒れになりにくい入浴方法…etc
上記のように肌荒れに関する網羅的な悩みを解決すると、読者の悩みがブログ全体で解決できるようになります。
すると、ブログ全体の読者の回遊率は高まります。
だからコンセプトを決めると、回遊率が高まります。
収入が上がりやすくなる
サイトコンセプトを決めるメリットの6つ目は、収入が上がりやすくなることです。
というのも解決できたサイトに読者の信頼性が高まるから。
例えばあなたのサイトで、マルチビタミンを購入した女性がいるとします。その女性の悩みが肌荒れで、マルチビタミンを飲むことでちょっとましになったと感じたとします。
その体験は、彼女の中で大きな体験となり、あなたのサイトに感謝するようになります。
そのために、一回買ったらもう一度同じ商品を買いやすくなります。
だからコンセプトが決まっていると、収入が上がりやすくなります。
サイトコンセプトを決めずに運営した末路
結論から言うとサイトコンセプトを決めずに運営すると、収益化が難しくなります。
というのも情報発信の軸がなくなるから。
情報発信の軸がないブログは、全体的に読者に何が言いたいのかがわからないし、そもそも読みたいとも思わなくなってしまいます。
だからすぐブラウザバックしてしまって、離脱率も高くなってしまいます。
例えば、以下はよくない例です。
失敗例)
- 記事タイトル①:ブログのPVを上げる方法は、検索順位を上げること
- 記事タイトル②:めっちゃうまいピザを食べました。
上記の2タイトルは、コンセプトが定まっていないために統一性が全くありませんよね。
こういった記事が多いと読者からすると、読みたくない記事ができてしまってせっかく来てしまってもブラウザバックされる原因になってしまいます。
雑記ブログにすればいいのでは?と思うかもしれませんが、軸が安定しないと検索流入が見込めないのでPV数が下がってしまう可能性がありますので注意が必要です。
ブログアフィリエイトでコンセプトが決まらない時の対処法
ブログアフィリエイトでコンセプトが決まらない時ってどうしてもありますよね。
そんなときの対処法は、ブログで届けたい相手を考えることです。簡単に言うとペルソナを考えることです。
というのもどんな相手かを決めないと、コンセプトを考えずらいからです。
例えば、テーマが「野菜サプリ」をアフィリエイトをするとします。
でもその「野菜サプリ」を届けたい相手をどんな相手なのかイメージできなければ、どんなふうに対処したらいいのかがわからないですよね。
だからこそ、届けたい人物像を考えていきましょう。
人物像の考え方に関しては、下記にて詳しく解説しているのでぜひお読みくださいね。
ブログコンセプトを決めるための具体的な項目
ブログコンセプトを決めるための具体的な項目は、次のものがあります。
- who(誰が)
- whom(誰に)
- what(目的)
- how(どのようにして)
- why(なぜ)
それぞれ解説していきます。
who(誰が)
ブログコンセプトを決めるための具体的な項目の1つ目は、who(誰が)です。
というのも、誰が言ったかというのが信頼性を持つうえで重要だから。
例えば下記の2人からブログを習う選択肢があるならどちらから習いたいですか。
- A:ASP勤務の営業をしていて、ブログで収益10万円以上
- B:勤務経験なし、アフィリエイトもしたことがない収益0円
答えは明らかで、Aだと思います。
ポイントは、自身の強みを活かせることがいいかと思います。
さらに、興味・関心のあることだといいですね。
この時に興味・関心があるけど実績がないという悩みを相談いただくことが多いですが、
その時には作ればいいといいます。
僕もアフィリエイトを始めた時には、全く実績がありませんでした。
でも続けていれば、収益が出るようになって、今このように話せるようになっています。
だから実績がなくても大丈夫。
実績の作り方に関しては、下記記事にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
whom(誰に)
ブログコンセプトを決めるための具体的な項目の2つ目は、whom(誰に)です。
というのも、読者を想定しないと必要な記事が決められないから。
例えば、当ブログの場合のwhom(誰に)は、ブログアフィリエイトを全くゼロから始めたい人にです。
想定読者をしっかりと決めておきましょう。
この時に読者の人物像も一緒に考えておくのがいいです。
内容的には、以下の通り。
- 名前
- 年齢
- 職業
- 家族構成
- 悩みなど
詳しい人物像の作り方に関しては、下記記事にて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
》ブログのペルソナ設定の方法【結論:自分に近しい人にしよう】
what(目的)
ブログコンセプトを決めるための具体的な項目の3つ目は、what(目的)です。
というのも目的がないと、読者の行動が促せないから。
例えば当ブログでは、読者がブログアフィリエイトをゼロから始めて月1万円稼げるようになることです。
この時のポイントは、目的から商品が必要になる絵をかくこと。
アフィリエイトで月1万円を稼ぐためには必要なものを買いますよね。
このように目的⇒商品⇒悩みと逆算して考えるといいです。
最終目的をしっかりしておかないと、読者に対する記事もブレブレになるためにしっかりと設定しましょう。
how(どのようにして)
ブログコンセプトを決めるための具体的な項目の4つ目は、how(どうやって)です。
というのもどのようにしてがないと、読者の悩みを解決できないから。
例えば、当ブログならブログアフィリエイトをしたことがないけどして月1万円稼ぐ方法を伝えることで悩みを解決していくブログです。
この時のポイントは、自分の強みを活かせる方法を考えることです。
例えば、僕の場合は文章を書くのが好きで、ブログというプラットフォームを使っています。
話すのが好きならラジオやyoutubeでも問題ありません。
強みを生かせるプラットフォームを使って伝えていきましょう。
why(なぜ)
ブログコンセプトを決めるための具体的な項目の5つ目は、why(なぜ)です。
というのも読者の悩みを自分事ととらえる必要があるから。
読者は、自身と似ている悩みを持っている人に共感と信頼を感じるものです。
そのため、読者の共感を得やすくなります。
例えば僕はブログアフィリエイトをはじめて2年間の間収益がゼロで苦しんだ経験があります。
そのためにアフィリエイトの収益化で苦しむ人を一人でも減らしたいと思うから、活動をしています。
だから、このwhy(なぜ)をかんがえるのは必要なことなのです。
ブログコンセプトの具体例
ここではブログコンセプトの具体例を紹介していきます。
具体例は以下の通り。
- 失敗例
- 成功例
それぞれ解説していきます。
ブログコンセプト失敗例
失敗例は以下のような感じ。
- ジャンル:ダイエット
- コンセプト:「痩せたい人にダイエット方法を教えるブログ」
- 発信内容:
-
- ダイエットの方法
- ダイエットにいい食事
- ダイエットにいい運動
一見いいように見えると思いますが、これはコンセプトとしてはNG。
というのも痩せたい人にダイエットの話をするのは当然だから。
例えば、ダイエットしたい人に対して「摂取カロリーを消費カロリーよりも抑える」なんて話をしても、心に響かないんですよ。
わかっているけどやめられないのが、人間なので。
それよりも、以下のほうがいいかと。
発信内容
- 失敗し続けた人気づかないダイエットの落とし穴
- ダイエット中食べてしまってもいいお菓子
- ダイエットに失敗しないための食事方法
上記のほうが失敗のリスクも少ないですし、途中挫折することも少ないです。
具体性を持つのはコンセプトのうえで重要です。
だからしっかりと具体的にコンセプトを決めるようにしましょう。
ブログコンセプト成功例
成功例は以下の通り。
- ジャンル:ダイエット
- コンセプト:「痩せたいとダイエットをしているけど毎回失敗している人に向けてちょっとの時間と注意への置き換えで3か月で3キロ痩せるためのブログ」
- 発信内容:
-
- ダイエットが失敗する時の注意点
- ダイエット時でもおなか一杯食べても大丈夫な食材
- ダイエットで失敗しないためにつけるべき筋肉とは
-
上記は、ダイエットしたいけど毎回失敗している人が欲しい情報ですよね。
そのためにコンセプトにあっているといえます。
ポイントは、ダイエットを毎回失敗するという人に対してのちょっとの時間と注意に関する内容を書くことです。
つまり具体性を持たせることですね。
ダイエットジャンルは、幅広く競合が多いです。
そのためにターゲットを絞ることが必要です。
そのため、失敗している人に対して、やることと期間が明確であると集中できるものです。
だから具体性を持ったコンセプトを作るようにしましょう。
まとめ|ブログコンセプトは明確にして、読者への価値を高めよう
ここまででブログコンセプトの作り方を、メリットデメリット、具体例とともにお話してきました。
コンセプトが決まると、読者の共感が得られるようになりますし、読者の悩みを解決しやすくなります。
よくコンセプトを決めずにブログを作ってしまう人がいますが、失敗してしまう可能性が高まりますから注意が必要です。
実際に僕自身もコンセプトを決めずに痛い目にあっています。
コンセプトを決めずにやると、収益化が難しくなりやめてしまう原因にもなりますので、まずはコンセプトをしっかりと考えるようにしましょう。
コンセプトシートに関しては、下記にてダウンロード可能です。
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今回はこの辺で。また次回に。